BOW

建築の展覧会において、建築模型を展示するための什器である。弧と弦の2つの部材を合わせた、軽やかで、しなやかな形状を考えた。弧と弦は、あらかじめ曲げの異なる2つの木材を合わせることにより、自重のたわみを抑え、自然な力のつり合いを形成する。この構造によって、限りなく薄い木板で、軽やかな什器をつくる。什器全体はそれぞれの部材の力が伝達できるよう、一体化させることにより、4つの弓が独立したような形状をしながら、弧と弦が絡み合った安定した形をつくる。平面形什器は手の平を広げたような平面形とすることで、杉材でつくられた什器で空間を満たし、設置される空間に多様な奥行をつくりだす。

所在地:不定
用途:模型展示台
面積:22 ㎡
構造設計:三上恭平